2018年9月7日。
天気は快晴!ホテルのサービスコーヒーで、3日目の朝が始まる。
この日は遂に、North Cascade (ノースカスケード) 国立公園へ。
高鳴る胸 (寝坊の焦り) を落ち着かせ、隣のガソリンスタンドで真紅の愛車シボレーマリブにもエネルギーをチャージし、いざ出発。
*私のロードトリップの概要をまだ読んでない方は、そちらを先にご覧ください。大まかなストーリーが分かると思います。
この記事の目次
ワシントンパスのその雄々しさに感動。
雄々しい景色を感じてもらいたくて、まず写真からご紹介しました。どうでしょうか!これを見て針葉樹が好きになりました。わたくし。
ここはワシントンパスと呼ばれるカスケード山脈を越える峠から、Winthropの方角を撮りました。この辺りどこを見ても景色が良く何度も車を停めました。
Winthropから車を走らせていると徐々に下図のLiberty bell mountainの頂がちらちら見えだし、この写真はその山が良く見えるワシントンパスを登る手前で撮った写真です。
ノースカスケードの自然にまた感動。
ワシントンパスで癒されて、峠越え。その後もこのような山の中をドライブしつつ、ついにノースカスケード国立公園内へ。(厳密には内ではないが)
トレイル初体験?
国立公園内、またはその付近にはトレイルルートが多く整備されていて、そのトレイルの始まりをトレイルヘッドと言います。その多くのトレイル同士ほぼ繋がっていて、好きなトレイルヘッドから入ってトレイルを楽しむことができます。
道には各トレイルヘッドの案内表示があり、そこに車を停めてトレイルルートへ入ります。
下は、Canyon Creek トレイルヘッドからすぐの川で、水の透明度や木々の様子から、人の手が加わってないことが見て取れますよね。 ここのトレイルは川沿いを歩いて、Crater mountainなどに行くことができます。(何日かかるかわかりません。)
この時私は、ここで写真だけ取って帰りました(笑)
そしてトレイルヘッドからまた少し車を走らせて開けたところに展望台がありました。
ここまた絶景です・・
ロス湖 (Ross Lake)でトレイル
展望台からほどなくして、ロス湖に到着。ここにはロス湖のダムまでのちょうどいいトレイルルートが整備されているので、実質トレイル初体験してきました。1時間くらいのショートトレイルです。
山の中ではスマホのAT&Tの電波はありませんでした。やっぱりVerizonがよかった・・。ですがGPSは使えるのでオフラインのマップをトレイルのナビに使っていました。
それでもアメリカでトレイルは初めてなので、禁止事項や注意などの情報を掲示板から得ましょう。
トレイルヘッドを出発してダムを目指します。途中までは一本道なので迷うことはなさそう。
針葉樹に癒されながら、道を歩く・・
そして、ダム側は・・
色鮮やかなディアブロ湖(Diablo Lake)!
ロス湖のトレイルヘッドからすぐのディアブロ湖。位置的にはロス湖の下流に位置しています。独特な湖の色合いは鉱物から造り出されているようで、天候によっても大きく変わるみたい。今回はブルージルコン色かなぁ(色名はここ参考→青色系統の色(洋の色名)
展望台からの景色は、最高の展望です。
North Cascade Visitor Center訪問
国立公園に訪れたらまず行くべきところ。恐らくですが、すべての国立公園にビジターセンターは設置されていると思います。
ここでは、公園の情報を得られるでなく、資料館なども併設されていて国立公園の成り立ちなども知ることができます。またお土産や年パスもここで購入できます。
入園料と年パスについて
入園料:
国立公園の入り口にはゲートがあり、通常ここで入園料を払って入園します。車での入園は乗車人数に関わらず1台で$10~$50ほど。(公園によって入園料は違う。)また稀に、人数によって課金されるところもあるそう。
バスや徒歩、自転車での入園は1人$3~$20(15歳以下は無料)。
有効期間は1日ではなく、7日間有効です。ただし、入退園にレシートが必要なので無くさないように保管しておきしょう。
ここノースカスケード国立公園は珍しく入園料無料でした。
参考に、グランドキャニオンの車での入園料は$35で、徒歩や自転車、バスの入園料は1人$20となってます。(2020年度)
また、国立公園、国定公園などは年に数回入園無料の日を設定しています。
年パスについて:
年パスは$80ドルで購入できて、2か所以上の公園を訪れる予定でしたら、絶対購入をお勧めします。パス自体お土産にもなりますし、passの絵柄は毎年変わるみたいです。
パスの正式名称はTHE NATIONAL PARKS AND FEDERAL RECREATIONAL LANDS PASSですが、商品名は「America the beautiful pass」と呼ばれています。またこのパスは有効期間が1年なので、皆はAnnual Passとも言ってます。ややこしい(笑)。
この年パスは、名前の通り国立公園や国定公園はもちろん、森林局や土地管理局などの連保政府が管理している、全米2000カ所以上に1年間出入り自由のパスで、買った月から来年の同月末まで使えます(2018/9/7購入なら2019/9/30まで有効)。カードには2名分の署名欄があるので2名で使えて、パス1枚で同乗者全員が入園できます(車1台分)。署名はパスポートと同じ署名にしてください。パス提示の際、パスポートの提示を求められる場合がありますので。
ただしこのパスは、州立公園には使えないので注意です。
年パス購入場所:
基本的には各公園のゲートでAmerica the beautiful passが欲しいといえば、購入できます。しかしここでAnnual passと言ってしまうと、その公園オンリーの年パス(下図の上のパス)と勘違いされるかもしれないので注意してください。公園オンリーパス($70)とAmerica the beautiful pass ($80)でほとんど料金が変わらないので、観光客なら迷わず後者がおススメです。また、各ビジターセンターでも購入可能ですので、途中で欲しくなったらビジターセンターに行きましょう。
通常ビジターセンターは園内にあるので、ゲートをくぐってから行けるのですが、このノースカスケード国立公園にはゲートが無く、入園は無料なので今回は直接ビジターセンターに行って買うことができました。
また、ついでにスタンプ帳も買ってスタンプ集めはいかがでしょう?各公園のスタンプ集めは楽しいし、いいお土産になるので、ぜひ何カ所か回るのであれば、買ってみては?
カスケードループの終わり
あっという間の3日間。これからのアメリカ縦横断の予行練習にしては十分すぎる旅でした。後々知ったのですが、厳密にはロス湖とディアブロ湖はノースカスケード国立公園ではないとのこと。カスケードループのWA-20号線を境に南北に広がるエリア(下図赤〇)がノースカスケード国立公園。なので本当に国立公園を楽しむならバックカントリーで行くか、SUVで未舗装路行くしかないようです・・
それでも壮大な景色を楽しめたのには変わりないので、次回のお楽しみということで。ちなみに黄色の☆がビジターセンターの場所。
最後に重要な事
ノースカスケード国立公園の間を走るWA-20号は冬季閉鎖されるようなので、冬に行くことはお勧めできません。同様にビジターセンターも閉まっているようです。公園自体は24時間空いてますが、上記の理由で車でのアクセスに制限がかかります。シーズンは5月上旬~11月または12月です。なので計画するときは気を付けてください。
ノースカスケード国立公園公式ページ
3日間契約のレンタカーなので、ノースカスケード国立公園を去って、この日はシータック国際空港まで帰って車を返しました。燃費はアメ車にしてはかなり良い数字。日本の様にストップ&ゴーがほとんどないからでしょう。
3日間の総走行距離:784km (490マイル)
燃料消費:60Lくらい (約16ガロン)
燃費:13L/km
下のリンクから、カスケードループ周遊で私が訪れた場所をリストにしてますので、良かったら参考にしてください。
https://goo.gl/maps/gZfKkKrkDiUHy5hH6
また、最後に当時まとめた動画を置いていきます~。クオリティーは期待せずに!
今回も記事をご覧いただきありがとうございました。
よかったら、いいね。コメント残してってください~
この記事へのコメントはありません。