昨今のキャンプブームで、キャンプ道具の種類がかなり増えて、どれを買うべきなのか選ぶのが難しくなりましたよね!ガレージブランドもさまざまありますし。
そんな、キャンプ道具が欲しいけど、たくさんあってどうやって決めればいいかわからない方、もうどっぷりとキャンプ沼に両足浸かって、本当に必要のないものまで買っちゃってる方。(私もそうですが笑)に本記事が参考になればと思います。
本記事では、キャンプ道具を紹介するというよりは、選び方のコツみたいなものをご紹介しております。例えば、どういう焚き火台を選ばいいのかとか、どういうテントを選べばいいのか、といった感じです。
私自身はキャンプ泊しながらアメリカ横断をしているときにキャンプにハマり、帰国後キャンプインストラクターなど取得後、現在アウトドアショップで働いています。
この記事の目次
まずはキャンプを知ろう!
まずは、レンタルでも友人と一緒でも、バンガローやコテージでもいいので、一度キャンプをしてみましょう。そうすると、周りのキャンパーの様子だったり、レンタル品から、大体必要な道具は大体わかってくると思います。
実際にキャンプ場へ行くことがベストですが、なかなか外出ができずキャンプができずとも、ブログやYoutubeでキャンプ道具を調べるのもありだと思います。必要なキャンプ道具〇選のようにわかりやすく書かれていますよ。
キャンプにはどんな道具が必要かを知れたら、実際に自分に合ったキャンプ道具を決めて行きましょう!!
移動手段で絞るキャンプ道具の選び方
まずお聞きします!あなたが、したい(する)キャンプスタイルでは、移動手段はどうしますか?
車で移動するのか、バイクで移動するのか、バックパッキングか、はたまたバイクパッキングなのか、最近はスーツケースもありますよね。
ここをまず決めると必要なキャンプ道具のサイズ、重さ、数が絞られていき、自分のスタイルに合うか合わないか見極められていきます。
簡単に以下まとめてみますと、
車での移動の場合に求められるもの:
サイズ:特になし(車種による)
重さ:特になし(〃)
数:特になし(〃)
バックパッキングの場合に求めらるもの:
サイズ:コンパクト
重さ:軽量
数:必要最低限
具体的に焚火台で当てはめると、
車での移動の場合:
サイズ:スノーピークの焚火台Lやソロストーブレンジャーなどの大型の焚火台もへっちゃら!
重さ:特に気にしなくても大丈夫!
数:持ちたい分だけ持って行ける!焚火台のオプションパーツも持って行ける。
バックパッキングの場合:
サイズ:笑’sのB6君やピコグリルなどコンパクトな焚火台に限られる。
重さ:軽ければ軽いだけ良し!
数:1つあれば十分。
と、同じキャンプでも移動手段が変わるとだいぶスタイルも変わるかと思います。
大は小を兼ねると言葉がありますが、キャンプ道具の場合は大は小を兼ねない場合が多々あります。むしろ小は大を兼ねる場合があります。
↑の比較で、車移動を大、バックパッキングを小とすると、車の荷物をバックパッキングで運ぶのは無理ですが、バックパッキングの荷物を車での移動では可能になります。普段オートキャンプの方が、山岳テント泊は厳しいが、山岳テントであれば、オートキャンプも可能ということですね。
慣れるまで車でオートキャンプ場へ行くけど、今後バックパック1つでやってみたいなぁと思っている方は、初めからバックパック用装備(軽量コンパクト重視)を揃えた方が安く済みますよ。
しかし、軽量コンパクトなギアは高額になる傾向にあるので十分に検討する必要があります!
例えば、寝袋(シュラフ)。シュラフの中綿には一般的に化学繊維(化繊)とダウンがありますが、同じ温度帯で軽量コンパクトなダウンは、化繊のものと比べると、重さが1/2、価格は2倍と言われています。
まとめ
実際にしたいキャンプスタイルの移動手段で考えると、サイズや重さ、数でキャンプ道具を絞ることができます。絞った道具の中で、価格やデザイン、機能性から道具を決めていくことができます。
また、友達とのグルキャンやカップルでのデュオキャンは車での移動が多いと思います。そのためファミリーキャンプよりもキャンプギアをたくさん持って行けるので、購入時にS・M・Lなどがあった時かなり迷います。次章で迷った時のヒントをお伝えします。
可能であればなるべく大きいものを!
さきほどは、バックパッキング装備であれば、オートキャンプもできるといいましたが、車での移動ならバックパッキングではできないちょっと贅沢したキャンプがしたいですよね。ランタンの数を増やして、雰囲気づくりをしたり薪ストーブをもっていったりと。使いたいギアを持って行ける。それがオートキャンプの魅力ですが、実際にモノを買うときサイズで悩んだ事はないですか?特に、テントや焚き火台。どちらもポイントは大きめを選ぶことです!
テントを選ぶとき
テントの種類にも、ドーム型、ツールーム型、ワンポール型、ツーポール型、ロッジ型、トンネル型などさまざまな形があります。私はどれを最初に選んでもいいと思います。ただし一番こだわりたいポイントは持っておいてください。
そうじゃないと後々買ったテントを後悔してしまいます。テントのサイズに関しては、テント対応人数が使用する人数のプラス1人で選ぶと使い勝手がいいです。もちろん表示の人数で使用しても〇
例)
大人2人で使いたいとき = テント対応人数 2~4人を選ぶ
大人1人で使いたいとき = テント対応人数 2人のものを選ぶ
なぜプラス1人にしたかというと、寝返りなど考えると表示人数で寝るとちょっと狭いのと、荷物を入れるスペースや着替えの動作を考えるとちょっと大きめの方がちょうどいいのです。
焚火台を選ぶとき
これは、なかなか難しいです。焚火台にも、枝や枯れ葉を燃やすネイチャーストーブや、料理がしやすいかまどタイプの焚火台(UFの薪グリルなど)、二次燃焼系焚火台(ソロストーブなど)、焚き火だけじゃなく、BBQやダッチオーブンの調理もできるものなど、幅が広いです。
最初の1台でしたら、この中ではBBQやダッチオーブンの調理ができるモデルが無難でしょう。ただ、なんでもできる焚火台は、そのうちまた違う専用の焚火台が欲しくなりますよ。もちろん初めから見た目重視や収納性にこだわって選んでもいいと思います。愛着が湧くかどうかが一番のポイント!
本題ですが、焚火台にもS/M/Lとサイズが設定されているモデルが多々ありますが、移動手段でサイズや重さの制限がなければ、大きいサイズの焚火台を選びましょう。
理由は市販されている薪束がだいたい35cm~40㎝くらいの長さなので、その長さの薪をすっぽり入れられるためです。薪割りやフェザースティック作りはキャンプの楽しみの一つですが、ノコギリでのカットは相当面倒くさいです。また大きい焚火台は薪の組み方のバリエーションも多く、より燃焼効率がいいので立ち消えなどが起こりにくくなります。
国内メーカーの焚火台はMサイズが人気ですが、だいたい市販の薪が少し飛び出してしまうサイズ感です。
まとめ
車種の違いや持っていく荷物の量で、車の移動でもコンパクトなものを選びがちですが、実際使用するときの使い勝手は大きい方がいいです。ソロキャンプでLサイズの焚火台は大きすぎるかもしれませんが、デュオキャンプ、ファミリーなどでは意外と大きすぎません。テントに関しても大きければその分荷物が置けたり、動きやすくなるので大きめをポイントに選んでみてください。
この記事へのコメントはありません。