2018年9月12日。
本日も天気は曇りだが、いざ目的地のセントへレンズ火山へ!
今日はセントへレンズ火山を見に行くために、ジョンストンリッジ(Johnston Ridge)展望台まで向かいます。
ジョンストンリッジまではおおよそ1時間15分。しかし洗濯物も溜まっていたので、コインランドリーに寄ってから向かうことにしました。
*私のロードトリップの概要をまだ読んでない方は、そちらを先にご覧ください。大まかなストーリーが分かると思います。
この記事の目次
セントへレンズ火山国定公園について
セントへレンズ火山
この火山は1980年に大噴火を起こし、20世紀後半では世界最大の噴火に。シアトルやポートランドといった都市から比較的近いので、あらゆる分野の学者から現在でも注目されてるようです。
山へのアプローチは北西ジョンストンリッジ、北東ウィンディリッジ、南エイプケイブの3カ所からアクセスできますが、圧倒的な人気はジョンストンリッジ。私もおすすめします。
この火山が噴火した際、北西の山腹が崩れ、山頂が吹き飛んでできた馬蹄形クレーター、岩屑流の跡、などなどドラマチックで壮大な景色はこのジョンストンリッジからしか見ることができないのです!ここに向かうまでにもいくつかの展望台もあり、道中も飽きることはありません。
入園料:$8 (ジョンストンリッジ)
一人当たりの料金で当日のみ有効。15歳以下は無料。
*America the Beautiful Passで入園可能。ここで$80で買うことができるかは、不明。恐らく買えないかと。。
アメリカ農務省森林局 セントへレンズ火山国定公園ページはこちら
⛺キャンプ場⛺
公園内の敷地内にはほとんどありません。
公園南側周辺にはいくつかキャンプ場があるので、キャンプをするのであれば、南側エイプケイブを目指すのが良いと思います。
⭐ベストシーズン⭐
火山活動と積雪によって、閉鎖される場合があるので、夏季がおすすめ。
マウントレーニア国立公園よりは標高も低いので、5月~10月くらいがベスト!
📳スマホの電波(AT&T回線)📴
常に不通ではありませんが、繋がりにくい状態でした。基本的に開けた場所ですので、やはり回線会社の問題なのかも・・
⛽ガソリンスタンド⛽
園内にはありません。
🏪スーパーマーケット🏪
公園南側にありますが、北西から行く場合はないので、事前に水や携行食など買っておきましょう。
目指すはジョンストンリッジ
滞在していたケルソー町のモーテルからジョンストンリッジまでの間にある、コインランドリーで洗濯してから向かいます。コインランドリーにはスーパーも併設していたので、洗濯中に買い物も済ませました。クーラーボックスの氷は必須!
ランドリーでお洗濯~
クーラー用の氷は外にある場合が多い
ランドリーと買い物を済ませ、ようやくセントへレンズ火山へ向かいます。
目的地のジョンストンリッジがビジターセンターと思っていた私は、途中にあった本当のビジターセンターを見過ごし、セントへレンズ火山少し手前にあったForest Learning Centerに立ち寄りました。
駐車場には車が1台しか止まっておらず、案の定センターはクローズでした。ですが、ここには展望台があり、しかもここは公園の範囲外なのでドローンが飛ばせるではありませんか。国立公園は原則飛行禁止のドローン。せっかく持ってきたのに・・と思っておりましたが、ついに絶景を撮る出番が!
雲がなければ、左奥にセントへレンズが見えるはずでした。
天気のせいで(操縦者の腕のせい)あまり映えた写真、動画は撮れませんでしたが、雰囲気だけでも伝わればと思います。
到着。セントへレンズ火山!
マウントレーニア国立公園みたいな入園ゲートはなく、Forest Learning Center からほどなくして公園の敷地内に入ります。そしてそのままジョンストンリッジの駐車場まで一直線!
そして、、到着しました!ジョンストンリッジ!駐車場から少し坂を歩くと目の前にドドーン!!セントへレンズ火山!!!
前にも言いましたが、ジョンストンリッジは正式にはビジターセンターではなく、展望台。標高1280mの尾根にあり、大噴火した際にここで観察していて犠牲になった火山学者をしのんで名付けられました。
この展望台には博物館があり、映像でセントへレンズ火山の噴火の歴史を観ることができます。すべて英語ですが、事前に日本語表記のプリントを貰えるので、目を通しておけば、内容がわかります。
この博物館内に入るときに入園料$8がかかります。ただ外の景色を見るだけなら無料で楽しめますが、園内を観光するなら公園を管理している方々へ寄付のつもりで入園料払いましょう!(私は年パスあるので提示すればよかったのに、忘れてて普通に払いました。)
セントへレンズ火山とジョンストンリッジ
この時まだお昼前だったので、少しトレイルを歩いてみました。
山を一周できるトレイルもありますが、次に行かなければなりませんし、装備も無いので写真スポットを見つけて引き返します。
ジョンストンリッジから尾根を歩いていくので、トレイル自体は楽ちんです。途中リスもいました♡
そして見つけましたベスポジ!雲もぎりぎり被ってなくていいボッチ写真が撮れました!
いい感じに哀愁漂う写真(笑)
往復1時間弱のトレイル。写真を撮って戻りました。
最後にGoproで動画を撮って、去ります。次の目的地に向かって。
さらば。セントへレンズ火山!
マウントレーニアでは悪天候のため、レーニア山を拝むことが出来ず悔しい思いをしましたが、今回は曇りでもちゃんと山の全容を拝むことができてよかった。残念ながらここでキャンプは出来なかったけど、半日の観光にはちょうどいい場所でした。もちろん、南側からアプローチしていけば、噴火口の見えるトレイルコースなど周れるので、それも楽しそうですね。
アメリカキャンプ2回目
次の目的は、クレーターレイク国立公園に決定!・・ん??ここから6時間かかるの?
・・・っということで、一旦マウントフッドに寄りたいと思います。
なので、本日はマウントフッド近辺のキャンプ場にて1泊します。しかしこの公園内でも電波はほぼ届かないので、電波が入るところまで車を走らせて、キャンプ場を検索ぅ!
ここから、約270km、時間にして約3時間。。日が暮れる夕方くらいには着くと判断しタッカーパークキャンプ場(Tucker Park Campground)を目指します。このキャンプ場はマウントフッドまで約1時間と便利な場所です。
(本当は、もっと近い場所に行ったのですが、工事中で閉鎖されており急遽調べてここになりました。)
Tucker Park CampGround
下図はタッカーパークのサイトマップです。日本で言うところのオートキャンプ場。
ここのキャンプ場の良いトコはシャワーが無料なところ。また川辺のサイトもあるので、夏は気持ちよさそうです。
アメリカのほとんどの有料キャンプ場は区画サイトで、FCFS(First Come First Served)という早い者勝ちのシステム。管理人が居ない場合、到着したらとりあえずサイトに直行してテントを張ったり車を置きましょう。そしたら、入り口付近にある料金所に戻って、自分の取ったサイト番号と車のナンバー、泊数などを入力して、購入・発券します。
発券機は自動販売機タイプと、封筒に現金を入れるタイプなどがありますが、ここのは自動販売機タイプ。ちょうどお金が無い場合はクレジットカードで支払いも出来ます。
料金:$25 (一般サイト)
$35 (上図赤点の川辺サイト)
$60 (最大10名&車3台分のグループ向けサイト)
予約:FCFS First Come First Served(早い者勝ち)
チェックアウト:12:00pm
利用期間:5月1日から10月31日、最長滞在7日間まで
その他:無料トイレ有り、無料温水シャワー有り、ゴミ捨て場有り
電源サイト無し、水無し(飲み水はある)、下水処理場など無し
公式サイト:Tucker Park – Hood River County
夕方到着して、朝出発するまでの短い滞在でしたが、シャワーもあるしゴミ捨て場もあるし、テント泊であれば必要十分なキャンプ場。汚水のダンプが出来ないのでキャンピングカーだときついかも?
夜は星空が綺麗でした~!
サイトはこんな感じ。川辺のサイトは$10も高くなるので、普通のサイトでOK!!そしてアメリカのキャンプ場は大体テーブルベンチがあるので、テーブルや椅子は買わなくても何とかなります!!
雨が降ってきて、車に一旦逃げ込んでからの夕食。食料で買ったソーセージデカいのが10本も入ってて、終わるまで毎食ホットドッグ・・とサラダ。
初めてのキャンプで雨で、また雨かよ・・と嘆いていましたが、雨上がりには二重の虹が見えてちょっとハッピーになりました。
そして、夜には・・・
雲がかかってますが、綺麗なミルキーウェイも見れました!
やっぱ、、キャンプっていいね!!
1日の終わり
今朝は町中のモーテルを出発して、ランドリーに行き洗濯&買い物。そしてセントへレンズのジョンストンリッジでショートトレイルを楽しんでマウントフッド近くのキャンプ場に到着。本日の総走行距離は370kmほどでした。
そして、2回目のアメリカキャンプもできました~。 こう2回連続で雨キャンプだと、すっごい不便なので次回はどこかでキャンプ道具を買い足そうと思います。まずはタープとマット、枕かな。
最後に、当時まとめてた動画を貼っておきます。
今回も記事をご覧いただきありがとうございました。
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