長期旅行に行く際誰も悩むであろうスーツケースかバックパックか問題。私も行く前にあらゆるブログ、雑誌など読み漁りました。アメリカ横断を含む世界一周は本当に持ち物を決めるのに難儀しました。
結局、スーツケースにしましたが、おおむね正解だったと思います。
この記事の目次
1.スーツケースかバックパックか
まず、持っていく荷物をどうするか?と考えるときにスーツケースかバックパックか検討するかと思います。世界一周=バックパッカー=バックパックというイメージもありますしね。そこで、両者のメリット・デメリットを挙げてみました。
この記事では、バックパックを登山や旅行用の大容量なもの、後述するリュックを普段使いのものとしています。
スーツケース | バックパック | |
メリット | ・平らな面では転がせるので楽 ・鍵が閉められる ・荷物の出し入れがしやすい ・中身の把握がしやすい ・中身が壊れにくく丈夫 | ・段差や凸凹道で歩きやすい ・両手が空くので、自由度高い ・ポケットが多く取り出しやすい ・駅や電車内で邪魔になりにくい |
デメリット | ・地面の凸凹や階段がキツイ ・荷物が多くなりがち ・片手がふさがる ・出し入れ際中身を見られる ・人が多い場所で取回しが大変 | ・下に入れた荷物が出しにくい ・盗難に弱い。鍵がしにくく、刃物で破かれやすい ・お土産などあまり入れられない ・内容量がスーツケースに比べ少ない ・衝撃に弱い |
上記を元に考えたところ・・私はスーツケースにしました。その理由は・・
- アメリカ横断では車の中に基本入れっぱなしなので、取り回しなど考慮する必要がないこと。
- お土産を日本から持って行ったり、買ってくる予定があったため。
- 衣類などの荷物の整理がしやすいこと。
- 家電など保護やセキュリティ性が高いこと
実際にスーツケースで旅を終えてみると、おおむね不満はなかったと思います。
ただ大きな弱点がありました。それは、取り回しの困難さと重量。アメリカ横断ではなんの問題もありませんでしたが、パリの地下鉄はエレベーターやエスカレーターがない駅が多く、重いスーツケースを持って階段の上り下りをしなければならないこと、一部の駅の改札がゲート式ではなく、レバー式(遊園地のガチャガチャ回るゲートみたいなやつ)で、大きいスーツケースだと挟まって通れません。この場合は駅員に言えば通してもらえますが、それを知らず実際に私も挟んでしまい、後ろの人が協力して通してくれました。
またイスタンブールは駅や公共の施設に入退場する際、大きな荷物を全部金属探知機に通さなければならず、電車乗り換えの度に、スーツケースを台に乗せるのがしんどかったです。
1.1 スーツケースはこんな人におすすめ
- 旅先での移動手段は主に車、Uberやタクシーの方
- お土産をたくさん買う予定の方。
- 物をたくさん持っていきたい方。
- 壊れやすいものや盗まれたくないものをスーツケースに入れたい方
1.2 バックパックはこんな人におすすめ
- 旅先での移動手段は主に電車や公共交通機関の方
- 荷物が少なく、大きいお土産など買う予定が無い方
- 趣味が登山などですでにバックパックを持っている方
- 移動が多い方
参考に・・
私はスーツケース+ボストンバック+手荷物用のリュックで旅をしました。
行きはボストンバッグを畳んでスーツケースの中に忍ばせ、荷物が多くなった時に分ける様です。JAL国際線では無料で2つまで(1つ当たり23kgまで)預けることが出来きます。詳しくはこちらJALホームページへ
2. サブバックの選び方
スーツケースかバックパックか決まったところで、次はサブバックです。このバックは基本的に街歩きなどお出かけ用になるかと思いますので、普段使用しているもので問題ないかと思います。
と言っても、バックにもトートバック、ショルダーバック、リュックや今はやりのスリングバックなどいろいろあります。旅行には何がおすすめか私なりにご紹介します。アメリカ横断では自然の中のレジャーがメインで、ヨーロッパでは都市部観光メインになると思いますので、両面から考察したいと思います。
ちなみに私は、カメラ用バックパックをサブバッグとしてもっていきました。
2.1 おススメ度★ トートバッグなどの手さげ系バッグ
レジャーでの使用:おすすめできません。手に持ったり、肩にかけて持つバックは疲れやすく、転倒時とっさに手が出にくいためです。また、カメラなど電子機器など重いものを片方の肩で担ぐのは非常に疲れます。汚れが気になるのもちょっと嫌ですしね。
都市部観光での使用:あまりおすすめできません。この様なバックの長所は中身の把握がしやすく、取り出しやすいことです。反面、スリや盗難リスクが高いです。しかしパリなどのおしゃれ街に行く際、おしゃれな格好したいですよね。しかしそれにリュックはちょっと・・・と思います。その際は、口にジッパー付きのものにしたり、タクシー移動などして人混みを避けるようにしてください。
2.2 おススメ度★★ ショルダーバッグ
レジャーでの使用:あまりおすすめできません。軽登山やトレッキングなどで歩いているとき、ショルダーがぶらぶら動いて邪魔になりやすいです。片方の肩で保持するので 、肩が痛く余計に疲れやすくなります。
都市部観光での使用:おすすめです。中身が取り出しやすく、肩にかけたまま前にバックを抱えたりできるので、スリやひったくりの防止にも繋がります。ただ、あまり荷物を入れすぎると、肩が痛くなるので注意が必要です。モバイルバッテリーをバックに入れながら、ケーブルをだしてスマホを使いながら充電もできますね。
2.3 おススメ度★★★ リュック
レジャーでの使用:最もおすすめ。軽登山やトレッキング用などがおすすめです。これらのリュックはポケットも多くて取り出しやすく、両肩で背負うので、体に密着して疲れにくいです。カメラなどを持ち歩く際も上記2つより
都市部観光での使用:おすすめです。都市部観光でも結構歩くので、リュックが楽です。私の場合1日平均10km以上は毎日歩いていました。電車など混雑した場所は前に抱えるか、壁際に立つようにすればスられにくくなると思います。
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