前の記事で、アメリカ横断ではキャンプをおすすめしたり、こんな道具を準備したらいいよ。とご紹介しましたが、実際はどんな生活なのか?実際に経験してみて大したことなかったこと、苦労したことなど紹介したいと思います。
この記事の目次
キャンプ場の探し方
キャンプの決意と道具が揃ったら準備は万端!ですが、泊まるところが無いと始まりません。私は、アプリを使ってキャンプ場を探していました。そのアプリは・・
WikiCamps United States
このアプリはすべて英語ですので多少の英語力は必要ですが、何回か使用すれば慣れてきますし、キャンプ用語は日本語も英語も大差ないので、英語が苦手な方もすぐ使用できるはずです。
このアプリの使用法は別記事でしっかり説明したいと思います。
公式サイトはこちらでどうぞ!←すべて英語です。
ネットに繋がっていないと調べられないので、山とかにいると調べられなくなります。おかげで何回かキャンプ難民になりそうに・・・
しかし、この記事を書いてる時、オフラインで見られるようにあらかじめダウンロードする機能があったことに気付いた。。州ごとにダウンロード出来るので、行く州が分かればその州のキャンプ場リストはぜひダウンロードしてください!
キャンプ場での生活
アメリカ横断では全部で17泊くらいキャンプしました。連泊はしてないので、17カ所のキャンプ場に滞在しました。その経験でわかった大体のキャンプ場の説明、食事やシャワー、トイレなどどうだったのか紹介します。以下説明するキャンプ場は有料サイトとして説明します。
アメリカのキャンプ場は大体こんなとこ
- 料金は10ドルくらいから30ドルくらいが相場。(電源無しのサイトで)
- オートキャンプがメイン。日本でよくあるフリーサイトは無く区画サイト
- ゴミ箱は至る所に備え付けてあるので持ち帰り不要
- クマが出るところは、Bear boxという食糧保管する鉄箱が各区画においてある。食料は絶対この中に!
- テーブルベンチと焚火台は備え付けてある
- 大きいキャンプ場であればスーパーマーケットがあるが、基本的に無いと思っていいので、街中のスーパーで買い溜めする必要がある。
キャンプ場での食事
基本2品で多くても3品くらいでした。毎回炭をおこすのは面倒ですし、薪は結構高いので、ガス(プロパンガス)バーナーで調理していました。コストコを行かれる方はご存じだと思いますが、アメリカのスーパーに売ってる食材は量が多いので、一人で買うと数日同じメニューになる可能性が高いです。私の場合は、10本入りウインナーを買ったら、3日間くらい毎食ホットドッグでした。サラダの袋とかも売ってるので、数袋買ってタッパーで保管すれば、野菜も取れますのでおすすめです。
キャンプ場のシャワー・トイレ
国立・州立公園内にある有料キャンプ場であれば、コインシャワーがありますし、トイレも水洗トイレになってます。私はなるべく2日に1回はシャワーが浴びれるようにキャンプ場を探していました。上のアプリではシャワーがあるキャンプ場も調べられます。
すべてではないですが、州立公園キャンプ場の場合はキャンプ場利用料だけでシャワーが使え、民間や国立公園キャンプ場はコインシャワーって感じがしました。コインシャワーは4分で2ドル(25セント8枚)とかです。もちろんタオル、アメニティ類は何もないので、ご用意を。ちなみにシャワー圧は十分でした。
トイレは水洗だけでなく、普通にボットン式もあります。そんな時、私が紹介した携帯ウォシュレットが役に立ちますよ!
そしてシャワールームやトイレの写真撮り忘りわすれました。。
キャンプ場のランドリー
あと、生活する上で必要なのは洗濯ですね。わたしは5日間分の衣類があったので余裕がありました。連泊したり、こまめに手洗いできる方ならいいですが、面倒なのでコインランドリーがあるキャンプ場の時にまとめて、洗っていました。
洗濯って洗いよりも、脱水が大変だと思うんです!連泊なら干しておけますが、いつも翌日すぐ移動なので、乾かす場所と言ったら車内。洗濯紐とハンガー、洗濯ばさみを持って行きましたが、キャンプでは一度も使いませんでした。
ランドリーは大体キャンプサイト付近にあるので、設営してる間に洗濯したりしてます。乾燥機に入れ替える時戻るようですが。価格は洗濯&乾燥で5ドルから10ドルくらいです。
キャンプ場の利用方法
- 予約か現地に凸か。
利用方法は主に2つあります。予約するか直接現地に行くかです。
予約する際は、電話か予約サイトでもちろん英語での予約になります。上のサイトからも予約サイトに飛ぶことが出来ます。
直接現地で押さえる場合は、早いもの順[First Come First Served]がどこのキャンプ場も原則ルールなので、早くいって場所取りしましょう!グランドキャニオンの場合9時から受け付けていましたが、場所によっては7時からなんて聞いたこともあります。
私は予定を立てずに旅をしていたので、いつどこにいけるかわからず、予約はしないで毎回現地で空きがあれば利用する感じでした。17か所のうち3カ所は予約でいっぱいでしたが、たいていの場所は大丈夫でした。
ただ、利用できない場合新たにキャンプ場を探さねばならず、アプリのために電波をさがして、移動して、っとやっておりました。もう一度言いますが、上記アプリのオフライン使用できるようにマップのダウンロードをしましょう。
- キャンプ場の利用料の支払い
この方法は3つあります。①大きなキャンプ場は係員がいるチケット売り場で、②封筒にお金を入れてポストへ投函、③チケットマシンで購入。
①係員がいる場合は、空いてる区画を勝手に向こうが選んでお金を払って、サイトに行きます。
②封筒支払いの場合は、先にキャンプサイトに車やテントを置いて仮押さえしてから支払います。封筒に自分の住所や車のナンバー、仮抑えしたサイトの番号などを書いて、お金を入れてポストへ投函します。無人なので両替もできません。お金をちょうど持っていないと多めに払う羽目になるのでご注意を。私は20ドルのサイトでその時50ドルしかなかったので、払えるぎりぎりの10ドルだけ入れて、朝早く撤収しました。ほんとはダメですよ!
③チケットマシンの場合も、先にサイトの仮押さえをしましょう。マシン自体はコインパーキングみたいな感じで、泊数や車のナンバー、サイトの番号を打ち込んでお金を払うシステムです。これは現金の他クレジットカードでも払えます。
封筒支払いの手順
①キャンプサイトを押さえる。この時、サイトの番号と車のナンバーを控える
②ボールペンとお金を持ってキャンプ場入り口で封筒をゲット
③必要事項を記入
④お金を入れる
⑤投函
⑥控えをサイトに張り付ける
まとめ
どうでしょうか?少しはアメリカでのキャンプの生活がお分かりいただけたでしょうか。思い出しながら書いてる記事ですので、また加筆修正するかもしれません。
最後に、17か所どのキャンプ場も素敵でTHE AMERICAを肌で感じることが出来ます。アウトドア先進国でぜひキャンプしてみてください。
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