2018年9月11日。
寒さと雨粒の音で6時に起床。結局雨止んでませんでした。
とはいえ、ここはワシントン州。雨なんて当たり前と諦めて、行動開始です!
地球の歩き方とゲートでもらったパンフレットを参考に、とりあえず車で行ける一番標高の高いビレッジ(ビジターセンター),サンライズを目指します。(標高2,000m弱)
*私のロードトリップの概要をまだ読んでない方は、そちらを先にご覧ください。大まかなストーリーが分かると思います。
この記事の目次
マウントレーニア国立公園について
Mt.Rainier(以後レーニア山)を含む一帯のエリアがマウントレーニア国立公園でです。面積的には大阪府の半分くらい。レーニア山は標高4,392mと富士山よりも高く、シアトルからもその姿を拝むことができます。また成層火山であるレーニア山は富士山と姉妹山交流をしており、別名タコマ富士とも言われています。
マウントレーニア国立公園の楽しみ方はいろいろありますが、天気が良ければ、レーニア山を囲むようにある周遊道路(下図の赤い道)をドライブして、レーニア山をいろんな角度から楽しんだり、ちょっとトレイルを歩いてみたり。雲がかかっていれば、野花が咲き乱れる草原を歩くのも楽しそうです。
園内情報
入園料:$30
車1台分で乗員15名まで。自家用に限る。
:$15
1人分の徒歩か自転車での入園。
:$25
バイクでの入園。タンデムの場合はそれぞれ支払う。
:$55
マウントレーニア国立公園の年パス。
*各入園券は発行日から7日間有効。
*America the Beautiful Passで入園可能。ここで$80で買うことも可。
大体入り口のゲートに看板があります。
⛺キャンプ場⛺
車でアクセスできる場所で園内に3カ所(Cougar Rock, Ohanapecosh, White River)あります。
降雪の関係で大体5月下旬から9月下旬でのオープンです。
利用料:$20
25人から最大40人のグループは$60。
⭐ベストシーズン⭐
玄人で本格的にバックカントリーを楽しむのであれば、通年おススメですが、観光で立ち寄るのなら、5月下旬から~10月上旬。さらに限定すれば、7月~9月上旬がベスト!レーニア山は6月にも雪が降ることがあるらしく、過去に年間積雪量28.5mと世界記録を出しているほど。雪は年間見られますし、綺麗な野花を見るトレッキングをするのなら、夏がベストです。キャンプも一緒に楽しみましょう。
📳スマホの電波(AT&T回線)📴
サンライズ周辺の一部で繋がりましたが、ほぼ園内全域で不通でした。
私の場合、スマホの電波は重要で、旅の進行・計画に関わってきます。無計画旅行なので、なおさらです。
マップはあらかじめ通過しそうな州すべてダウンロードしてあり、オフラインで使えたのでナビとしては機能しましたが、観光名所の検索や、SNSのアップなど、その場所でしたいことがネットの不通の為出来なかったのは残念でした。
Mt.Rainierの雄姿を拝みに、サンライズへ。
富士山も登ったことない人が、北海道よりも高緯度にあり、富士山よりも高い山に無事に登れるわけもないので、今回はその雄姿をベスポジで拝むことが目的です。理想は下図のような感じ!
そして、サンライズからは少しトレッキングをしてみたいと思います。
サンライズまでの道のり
昨晩泊まっていた、国立公園内のCouger Rockキャンプ場から、サンライズビジターセンターまでをナビにセットしたら、目的地まで驚愕の90km。車で約2時間弱の距離。アメリカの国立公園を甘く見てました。幸い早く起きたので、時間には余裕がありましたが往復する必要があったので、この公園内だけで、200km弱走る羽目になりました。
途中絶壁の横を通ったり、景色が良さげな道を通りましたが、終始雨と霧で景色なんて楽しむことなく、目的地サンライズに着きました。
天気が悪かったので期待してませんでしたが、やはりがっかりの景色・・・
サンライズからフローズンレイクへ
サンライズに着いたらまずすること。それはスタンプの購入です!ビジターセンターには国立公園のスタンプやステッカーなどお土産が売ってます。それを集めるのも旅の醍醐味のひとつ。がしかし初っ端からお目当てのスタンプは売ってませんでしたので、それっぽいスタンプを買って、周辺の天候調査をして、トレッキングの準備をしました。
トレッキングルートは数え切れないほどあるので、今回は時間・距離を考慮してフローズンレイク(Frozen Lake)を目指すことにしました。
下図の無数にある細い点線はトレイルルートで、今回はナビ通り青のルートで行きます。目指すフローズンレイクまでは41分、1.7miles(2.72km)とのことです。
最近のグーグルマップはトレイルルートも表示されて便利ですね。私が旅してた頃はこの機能ありませんでした・・
大体午前10時頃の出発になりました。
石の崖ゾーンから少し歩くと、着きました。フローズンレイク。
こんなんじゃ帰れん!と思い、もう少し歩きます。
このまま行くと無事に帰れそうにないので、ここで引き返しました。
景色はなんであれ、トレッキング自体は楽しめたので良しとしましょう。この後はもう、マウントレーニア国立公園を離れセントへレンズ火山国定公園近くまで向かわないといけないので、いざ出発です。
最後まで諦めず、帰り道も観光スポットへ
サンライズから来た道をまた90kmかけて戻る途中、雨も上がってきたので、行く途中寄れなかった場所を寄りながら帰りました。
雨が上がったとはいえ、雲もあるし霧もすごいので、結局ほとんど景色は楽しめなかった。。次回リベンジだ!
さらば!レーニア山
アメリカでの初キャンプはじめ、憧れてたレーニア山の観光が出来た国立公園。天気には恵まれず、雲の切れ間で一瞬レーニア山を拝めただけになってしまいましたが、トレッキングも楽しめてまずまずの合格点。
次回は夏に来て、キャンプリベンジ&レーニア山を拝みに帰ってくるぞー!
本来はたくさんの氷河が見れる山なんですよ!
1日の終わり
次の目的は、セントへレンズ火山国定公園に決定。
なので、その近辺のキャンプ場にて夜を明かす予定でした。しかし前述したようにマウントレーニア国立公園内では電波がほぼ届かないので、電波が入るところまで車を走らせて、セントへレンズ付近のキャンプ場を検索しました。
結果は・・目ぼしいキャンプ場を見つけることが出来なく、さっそくモーテルを利用する羽目になりました。ただ、モーテルも次のセントへレンズ公園付近には無いので、そこから1時間くらい離れたところの町にあるモーテルに滞在しました。
マウントレーニア国立公園のサンライズを出発して所々寄り道含め6時間掛けて、モーテルに到着しました。本日の総走行距離は340kmほどになりました。
夕飯は隣にあった本場のデニーズで食べて、標高2,000mの場所でのトレッキングで疲弊したので、帰ってすぐに寝ました。
今回も記事をご覧いただきありがとうございました。
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