CampGround

  (Updated:2020.06.12)

[キャンプ場レビュー]赤城公園キャンプ場の魅力!

群馬県の赤城山大沼湖畔に位置する同キャンプ場は無料で利用できる数少ないキャンプ場。幸運にも私はそこから車で約45分くらいの場所に住んでいるので、気軽に利用することが出来ます。どのようなキャンプ場なのかチェックしてみましょう。


追記(2020年6月12日)*
群馬県の環境局自然環境課によると、このキャンプ場はキャンプサイトの拡張及び区画設定等の改修工事に伴い、令和元年11月18日(月)から令和2年6月下旬まで一時閉鎖しています。また、サービス向上のため、事前予約制度となりました。従来はキャンプ場滞在は1週間までと決まっていましたが、また来週来るからと、テントを張りっぱなしなど一部のマナー違反をされているキャンパーがいたためだと思われます。

公式ページはこちらから。
以下、公式ページから抜粋していますので、詳しい情報は公式ページで確認してください。
また、リニューアルオープンに関するチラシはこちらからどうぞ。

・改修後の利用方法
>リニューアルオープン日
令和2年4月24日
令和2年7月1日(新型コロナウイルスの影響で変更)

予約
従来:不要
変更後:必要
予約は、群馬県域公共施設予約システムにて、利用日の1カ月前の同日から予約できます。オープン日の7月1日~分については
6月15日から予約開始となります。
また従来は、最長で7日間の滞在が認められていましたが、今後は2連泊までとなります。

>区画
従来:無し。(フリーサイト)
変更後:16区画 
    キャンプ 10区画: ソロからファミリーキャンプ向け
    車中泊6区画: (幅3.5メートル、奥行5.5メートル、若干の傾斜あり)

群馬県立赤城公園キャンプ場 キャンプサイトより

区画別詳細写真はこちらから。

>利用料(変更なし)
無料

>利用期間
従来:年中(但し冬期は水道使用不可)
変更後:7月1日~11月中旬(予定)
    冬期間は閉鎖。また利用期間は気温や降積雪状況によって変動します

>チェックイン・チェックアウト
従来:特になし
変更後:チェックイン時間 
    12:00 ~ 17:00 (18時以降のテント設営は原則禁止)  
    チェックアウト時間
    ~翌日10:00まで (10時までに車の移動も含めて完了させる)

>その他
引き続き無料での利用なので、マナー・モラルある行動を心掛けましょう。
管理人はいませんので、ゴミや炭の処理も気をつけましょう。

利用料が変わらず無料なのは嬉しいですが、予約が必要なので気まぐれで行きにくくなりましたね。キャンプ業界が盛り上がるのはうれしいですが、マナー違反も多くなるのは悲しいです。自分たちの首を絞めてるのは自分だと理解してほしいです。

群馬県立赤城公園キャンプ場の基本情報(リニューアル前)

キャンプ場の場所

県立赤城公園キャンプ場は赤城山の大沼の北側の湖畔に位置しており、一年中利用可能。登山やトレッキング、釣りなどの拠点としても使える抜群のロケーションにあります。キャンプ場からは四季折々の自然を楽しみことが出来ます。

おすすめのアクセス方法

①東京方面からの高速道路を使用する場合
赤城インターをおりて右折し直進。最初の信号も直進し、からっ風街道をひたすら走る。すると県道4号線とぶつかるので、ここで左折し赤城山山頂を目指して直進。インターを出て右折と4号線の交差点での左折だけで、赤城山へ行けます。
この県道4号はイニシャルDの赤城レッドサンズのホームコースなのでイニDファンにはぜひこのルートで登っていただきたい。

②一般道利用の場合
群馬県南側の場合、前橋市内からひたすら県道4号線を北上するか、国道353から県道4号に合流する方法があります。
群馬県北側の場合、沼田から県道251号線を使って登れます。しかし冬期は豪雪のため封鎖されますので、県道4号のみ赤城山に登るルートになります。

設備

もちろん電源などはありませんが、必要最低限の設備は整っています。ゴミ箱はないのできちんと持ち帰りましょう。炭や灰は火消壺で持ち帰りましょう。

→水洗トイレ (冬期使用不可)


→飲料可能な水道 (冬期使用不可)


→かまど(8炉)

連絡先

管理所や管理人はいませんが、一応群馬県庁環境局自然環境課が窓口になっています。
電話 :027-226-2876
webページ:https://www.pref.gunma.jp/01/e2310243.html

キャンプ場の注意事項

キャンプ場の利用方法は明確には掲示されていませんが、注意事項がいくつかあります。今後も無料で気持ちよく皆が使えるようにマナーも守って使いましょう。

  1. 路上駐車禁止
  2. 駐車スペースでの設営禁止
  3. 1週間以上の長期独占滞在禁止
  4. 深夜の花火やカラオケなどの騒音行為の禁止
  5. 直火禁止(焚火台を使用しての焚火は可)
  6. ごみの持ち帰り
  7. 水道やかまど、サイトは譲り合って利用すること
  8. 多くのキャンパーが間違った利用をしていますが、道路から南側の湖畔はキャンプ場ではないので、キャンプは道路の北側の林間サイトでやりましょう。私も、初めて利用した時周りの利用者を見て湖畔に設営しましたが、後々掲示物を見ると、湖畔側はキャンプ場じゃないとの記載が。

赤城公園キャンプ場の魅力(リニューアル前)

  1. なんといっても無料!
    無料で予約も不要だから、ふらーっと行って泊まることもできるし、当日の天気を見て気兼ねなくキャンセルもできる。もちろんBBQのみのデイキャンプもオッケー。キャンプ好きにはある意味最高のサービス!?
  2. 自由な利用が可能
    他の利用者に迷惑を掛けない前提ですが、グループキャンプしたりペットを連れていったり、バイクキャンプしたりいろいろな使い方が出来るのも魅力。
     
  3. アクティビティがいっぱい
    山なので当然登山もできるし、湖畔の遊歩道を散策したり、自転車を持って行ってサイクリングもできる。9月からはワカサギ釣りもできるので、キャンプを拠点にしていろんなアクティビティが楽しめる。

赤城公園キャンプサイト(リニューアル前)

実際は各エリアに番号は振られてないが、今回はわかりやすく番号をつけてみました。各サイト参考にしてみてください。

エリア①と②はひらけた広いエリアなので、大型のテントやグループキャンプにおすすめ。またエリア②は木があるのでタープなどのロープを巻き付けるのに利用できるのも嬉しい。しかし両サイトは一番上にあるので荷物の移動が辛いところ。

エリア③は唯一区画になってるので1組での利用に向いています。がエリア④と⑤の上に位置して、結構近いので気になる方は気になるかも。

エリア④と⑤はほぼ続いているのでテントを間に設営してサイトを分けて使うといいかもしれません。

エリア⑥は駐車場直結なので、ほぼオートキャンプ状態。コットンテントなど重い荷物で移動がきつい方にいいかも。トイレや炊事場も一番近い。ただ、見ての通り道路に面しているのが欠点。

・駐車場

キャンプ場を利用するときのアドバイス(リニューアル前)

  1. 食材は赤城山に入る前に。
    国道353と県道4号の交差点から赤城山へ向かってしまうともう買い物できるところはありません。赤城山の途中にある産地直送の八百屋だけです。なので、買い物は街中で済ませましょう。
  2. オートキャンプ場ではない。
    当キャンプ場はオートキャンプ場ではないので車から荷物を持ってサイトまで移動しなければなりませんのでカートなどあると便利です!が上図のエリア①と②は砂利の坂道を登っていくので小さい車輪のカートだと使えないかも。荷物が多い人や重いものをお持ちの方はエリア⑥をおススメします。
  3. 設営はなるべく早く。
    近年のキャンプブームの影響からか、平日でも~10組ほどのキャンパーを見かけます。チェックインはないのでサイトは早い者勝ちです。連泊の方が居たらしょうがないですが、なるべく早く行って良いところを押さえましょう。
  4. 入浴するなら道の駅ふじみの富士見温泉がおすすめ
    温泉のある道の駅コンテストで優勝した温泉で、道の駅とは思えない本格的な温泉です。赤城公園キャンプ場から車で30分かかりますが、赤城山で冷え切った身体を温めてはいかがでしょうか。

まとめ

無料のキャンプ場ですが、今のところ利用者のマナーがよく綺麗なキャンプ場です。トイレもきれいな水洗に換装されてました。
林間サイトでも高台なので湖が眺められて景色が良いのが魅力。
アウトドアアクティビティの拠点にもなるし、ただ単にBBQやキャンプを楽しむにも最適なロケーション!最近は平日でも人がそこそこいるので、早めに行くといいです。
山中のキャンプ場は天気も変わりやすいので行く際は防寒着、雨具を忘れずに。タープもあると便利です。

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